Long Time Gone/Crosby,Stills & Nash

先月末に注文したClare MuldaurとKathi McDonaldのCDが、CD Babyから早々と届いた。でも、すぐに聴くのはちょっとお預け。まずは、たまった日記を書き終えてから・・・。でないと、落ち着いて聴けない。
さて、以前にも書いたことがあるように、私が新たに誰かと知り合う時、不思議な偶然の重なりによって導かれることが多い。つい最近もまた、そういう出会いがあった。mixi上で知り合い、お友達になって頂いたtammyさんがそうだった。最初、GS関係のコミュでお見かけした時から、何となく気になる存在だと思っていた。その後、また別の興味深いコミュに入っておられることを知って、私もすぐに仲間入りした。そこで再びおしゃべりを交わし、思い切って私信を出してみたら、心よくお返事を下さった。それによると、何と彼女もまた、あのRolling Coconut Revueを見に行ってらしたという。しかも、狭い展示会場で行なわれたライヴもご覧になったというのだから、ほとんどニアミス状態だったことになる。また、Eric Andersenの初来日もご覧になったという。これもまた、小さな会場でだった。それどころか、当時、私がよく通っていた新宿や荻窪西荻のロフトに、彼女も通われていたそうだし、渋谷の「ブラックホーク」の常連さんでもあったらしい(実は私は、「ブラックホーク」にはほんの1〜2度しか足を運んだことがないのだけれど)。それだけなら、今のネット社会には、それほど珍しいエピソードではないかもしれない。驚いたのは、さらにここから・・・。
私を初めて「ブラックホーク」に案内してくれた方のことを、彼女はよくご存知だった。そして、『レコード・コレクターズ』誌を通じて、20年近く前に偶然知り合った方のこともご存知で、お会いになったこともあるという。ここまでくると、単に「世間は狭い」ということだけでは片付けられない何かを感じる。そして、いずれも「偶然」ではなく、実は「必然」だったのではないか?とさえ思いたくなる。
そういえば、彼女は、私のようなにわかファンとは比べものにならないほど筋金入りのACミラン・ファンで、しかもPippoがご贔屓だというのも、ちょっとオマケ的な偶然の一致といえる。
そして、もう1つ蛇足ながら、私を「ブラックホーク」に案内してくれた方は、実は、私の直接の知り合いではなかった。当時数少なかったNicky Hopkinsのファンを、私がある雑誌で募り、そこで知り合った方の知人だった。つまり、ここでもまた、Nickyが不思議な出会いに一役買ってくれたことになる。