Aqualung/Jethro Tull

れいのインドネシアから里帰り中の友人と2年ぶりに再会した。前に書いた通り、Rick Danko達と京都観光した時の写真で、私と一緒にRickをはさんで写っているのが彼女。インドネシアではカラオケは高いというので、早速、なんば高島屋のすぐそばにあるお店に行った。新しくてきれいなのに、正午の開店時から午後7時まで、何時間居ても\700足らずという激安店。しかも、ソフト・ドリンクは飲み放題。はたして採算が取れるのかどうか、要らぬ心配をしてしまうほど。
当初は、歌うことよりも、もっぱら、2年ぶりのおしゃべりに専念するはずだった。なのに、結果的に肩がこるほど歌いつくすことになった。カラオケ店にやって来るのもまた、ほぼ2年ぶりで、その間に曲目リストも大幅に変わっていた。思わず「キャーッ!」と叫んでしまいそうな曲が増えていた。まずはJAの「White Rabbit」とPatti Smithの「Because The Night」でウォーミング・アップ。そして、ずっと歌いたくてたまらなかったNeilの「After The Gold Rush」を見つけて大満足!彼の曲は、キーを替えずに歌えるからうれしい。これまで、レコードやCDを聴きながら、一体何度、一緒に口ずさんだことだろう。そして「Southern Man」、さらには、いつもおなじみの「Ohio」や「Helpless」を熱唱(?)した。
「ギャ〜〜〜ッ!」とはしたなく叫んだのは、「Who Do You Love」を見つけた時。しかもQMSヴァージョンだった。無謀にもチャレンジしてあえなく玉砕。Creamの「Spoonful」も同じ(「Crossroads」はこれまでにも歌ったことがあるので、何とかなった)。Stonesヴァージョンの「Not Fade Away」も今いちだった。「It Doesn't Matter Any More」は、LindaではなくBuddy Hollyのオリジナル・ヴァージョンなので、テンポが速くてちょっと戸惑ったものの、そこそこの出来栄え(「Summertime Blues」は、いつものThe Whoではなく、Eddie Cochranのオリジナルを選んで失敗したけど)。驚いたのは、Flying Burrito Brothers(「Dark End Of The Street」)まであったこと!Burritosと比べると、YoungbloodsやNGDBを見つけても、そう驚きはしなかった。でも、Dino Valentiのために歌おうかと思った「Get Together」は、自信がないのでやめた。
ちなみに、Tullのタイトル・ソングは、チャレンジさえせずに不戦敗。同様なのが、Allman Bros. Bandの「Whipping Post」「Statesboro Blues」「Stormy Monday」、そしてYardbirdsの「For Your Love」。Zepの「Black Dog」と「Immigrant Song」なら得意なんだけどね。