Stormy Monday/Sounds Of San Francisco

何という不覚!昨日はCipollinaの命日だったのに、うっかりしていた。でも、彼のバンドの1つ、Problem Childの曲を、無意識にタイトル・ソングに選んでいるということは、やはり何か感知するものがあったということだろう。いずれにしろ、お詫びのつもりで、久しぶりにRadio Cipollinaを聴くことにした。そして、最初に流れた曲を今日のタイトルに選ぶことに決めた。ところが、トップ・バッターは、Sounds Of San Francisco(CipollinaとGreg Douglassをメインとするユニット)による「Well All Right」のカヴァー。そう、あのBuddy Hollyの名曲。これは、1年ぐらい前に、一番好きなBlind Faithヴァージョンで使用済みなので、残念ながら却下。たとえヴァージョンは違っても、同じ曲は使わないというのが原則だから。代わりに次の曲が流れるのを待ったら、ちょうど曜日がピッタリだった(幸い、今日は嵐じゃないけど)。
それにしても、このバンド(というより、恐らく、期間限定ユニットにすぎない?)はカヴァー曲を取り上げることが多い。何しろ、その後流れたのは「She's Not There」や「Black Magic Woman」。さらには「Gimme Some Lovin'」まで・・・。好きな曲ばかりだからうれしいものの、オリジナルが聴けないのはちょっと物足りない。もっとも、たとえカヴァー曲であろうとも、Cipollina風アレンジなので、その分、2倍楽しめるけれど。また、彼が在籍していた他のバンドのオリジナル曲も、取り上げられている。たとえば、Novato Frank Bandの「Honky Tonk Jekyll & Hyde」など。そして、最後を飾るのは、おなじみの「Mona」。これだけは、ほとんどどんなバンドにいる時でも取り上げるのがお決まり。場合によっては、次の曲に移る際のつなぎとして、イントロだけしか使われないこともあるけれど、今回のヴァージョンは、かなり気合が入っているので大満足だった。
いい気分になったところで、もう1つ。とてもうれしいニュースが入ってきた。ハイドパーク・ミュージック・フェスティヴァルに出演するため9月に来日するMarc BennoとEric Andersenが、それぞれ全国各地で単独ライヴを行なうことが決定したらしい。もちろん、関西でのスケジュールも組まれている。Marc Bennoを見るのは初めてで、Ericは80年にシスコで(れいの封印ライヴを)見て以来、4度目となる。現在、自分が置かれている状況を考えると、はたしてその頃どうなっているのか(あるいは、どこにいるのか)わからないけれど、どちらのライヴも、何としてでも見に行きたい。