Space Oddity/David Bowie

アメリカ版mixiみたいなものがあるということを、Yさんの日記を拝見して知った。My Spaceというものらしい。興味津々でチェックしてみた。紹介の必要なmixiとは違い、自発的にメンバーになれるので、個人情報を多少(?)ごまかして早速登録した。細かいプロフィールの設定などは後回しにして、とりあえず、今は最小限の登録事項だけ。
一番興味があるのは、mixi同様の音楽関連のコミュニティがあるかどうかということ。それで、詳しい利用法に眼を通す前に、適当に検索してみた。ところが、それらしきものは全然出てこない。「Hot Tuna」と入力して、やっと出てきたと思ったら、何だかヘンだ。写真が全然違うし、流れる音楽も聴いたことがない。プロフィールを読んで驚いた。同名異バンドだった。90年代前半にニュー・ミルトン(一体どこにあるの?)という街を中心に活動していた5人編成のバンドで、93年にすでに解散している。影響を受けたアーティストとして名前が挙がっているのは、Rush、AC/DCWhitesnakeQueenStatus Quo、Bad Company、Free、Eagles、Richard Marx、Deep PurpleBon Jovi、Europe、Joe SatrianiSteve Vai、Pat Benatarなどで、本家のHot Tunaとは何の関係もない。他にThunder、Tyketto、Extreme、Ugly Kid Joe、Little Angels、Danger Dangerなど、初めて耳にするバンドにも影響されているらしい。メンバーの1人は、Status QuoのFrancis Rossiのソックリさんコンテストで優勝したというのだから、何だか笑える。アマチュア・バンドではなさそうだけれど、どうやら、全米各地に無数に存在するローカル・バンドの1つのようだ。解散後は、別々のバンドで活動を続けたり、他の音楽関係の仕事をしているという。よくある話だ。
それにしても、ざっと見た感じでは、このMy Spaceのメンバーの年齢層は低そうな気がする。ティーンエイジャーがやたらと多い。ということは、好みの音楽の話題で盛り上がったり、情報を得たりするためには、これまで通り、個々のメイリング・リストや、US版Yahooの各種グループに入っている方が有効だということだろうか。
さて、タイトル・ソングは、単に「Space」つながりという、苦し紛れの選曲。実は、Bowieのことは決して嫌いではない。中でも特に、この曲がお気に入り。83年の「Serious Moonlight Tour」の時には、友人や妹と見に行った。地球を模った大きなバルーンが、客席に回ってくるという演出があった。でも、私のところには届かなかった。最前列付近に座っていたというのに・・・。