Crazy Man Michael/Fairport Convention

長引いていたMichael Jacksonの裁判がやっと終わり、予想されていた通り、無罪評決になった。殺人が絡んでいたO.J.Simpson事件を引き合いに出すのもどうかと思うけれど、こういった有名人の裁判の場合、陪審員制度というものが、はたして適切かつ有効と言えるのだろうか。裁判後に行なわれた陪審員インタヴューの様子が、ニュースで映し出されていた。みんな、どことなくおどおどとしていたように見えたのは、気のせいだろうか。
と言いつつ、正直言って、最初からこの騒動にはほとんど興味がなかった。あえてこうして話題にしているのも、ちょうど手頃なタイトル・ソングが見つかったからというだけの理由。
そもそも、私にとってMichaelといって最初に浮かぶのは、Michael Shrieveに決まっている。その次は、Michael Sarazin(古い!)あたりか、あるいは、”Michael Philip” Jaggerか。はたまた、ウッドストックのプロデューサーだったMichael LangとかF1のMichael Schumacher(ドイツ語読みになるけど)、コミックの猫のキャラクター、それともMichael Moore監督?いずれにしろ、私にとって、Michael から「Jackson」が浮かぶことはほとんどないし、その優先順位もとても低い(恐らく、Michael McDonaldと同じくらい)。「MJ」と省略しても、まず「Mojo」が浮かんでくる。
そもそも、Michael Shrieveがいくら素敵でも、Michaelという名前自体好きではない。理由は、以前書いた<a href="http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=435022&log=20040524">Henry</a>と同じで、音の響きが良くないから。愛称のMikeやMickも、今ひとつパッとしない。これはもう、感覚的なものだからどうしようもない。
同様に、私のおバカさを物語るエピソードがある。10数年前だったと思う。「Keith」という名のタバコのCMがあった。そのネーミングだけでも、少なくとも私にはとてもインパクトがあったのに、CMそのものも、普通のタバコのそれとはちょっと違っていた。ややワルそうな細身の白人の男の子が、けだるそうに「I'm Keith」と言うだけだった。それが妙にカッコよくて気に入った。ただでさえ、Keithという名前が好きな私は、そのタバコがほしくなって、すぐに買いに行った。人一倍、眼と喉が弱いため、日頃からタバコの煙が苦手なくせに、あえてそれを買ったのは、もちろん、吸うためではない。好きな名前のロゴ入りのパッケージがほしかっただけ。時々(頻繁に?)こんなことをしでかしてしまうので、いつまでたってもミーハーの汚名を返上することはできない。