Black Rose/John David Souther

7月に入ったとたん、セミが鳴き始めた。去年の日記を調べてみたら、5日から「開幕」となっていたので、今年は4日も早い。まあ、この暑さなら、セミが真夏と間違えるのも無理はない。ところで、今やブログ全盛で、やや時代遅れ風なこの日記の形式だけれど、少なくとも1つだけ便利なことがある。前にも書いた通り、キーワードで検索できる機能があるということ。今回も「セミ」という単語で検索すると、昨年の7/5の日記がすぐに出てきた。昨日のPeter Mulveyの場合も同じ。それともう1つ。字数制限があるのは不便だけれど、字数を数える機能もついているので、書いている途中で、大体の目安がわかる。これはなかなか便利だ。
相変わらず、雨が降らないと思っていたら、夕方、突然のどしゃ降り。しかも、45度ぐらいの角度で降りつけてきた。慌てて寝室の窓を閉めにいったら、ほんの数分の間に、窓から50cm以上内側まで降り込んでいた。こんなに凄いのは初めて。ベランダは反対側にあるので、洗濯物に何の被害もなかったことが、せめてもの救い。
夜になっても、蒸し暑さは少しもおさまらない。たまっている日記を書いていても、何となくスムーズに進まない。それどころか、書こうと思っていたこととは違う方向に話が進んでいく。早くも夏バテ状態か。
そこで苦し紛れに話題転換。お題は「コンサートで飛んできたもの」。ステージから飛んでくるものに対しては、心構えがあるけれど、客席後方から飛んでくると、見えなくて何の受け入れ態勢もできていないから危険だ。Lou Reedの時がそうだった。この時も、中野サンプラザで、一番前のど真ん中に座っていた(さすがに、これは当日券で買ったものではなかったけど)。アンコールが近づいた頃、頭上で何かチクっとする痛みを感じたと思ったら、多分、2〜30本はあるに違いない薔薇の花が頭から降ってきた。誰かがステージに向かって投げたものが、あと少しのところで届かなかったようだ。気の毒だから拾い上げて、ステージの上に乗せてあげた。
その逆に、ステージから飛んできたといえば、Queenの初来日の時、Freddie Mercuryの投げた薔薇が、ちょうど私のところに飛んできた。薔薇にはよほど縁があるということだろうか。これはちゃんと持ち帰ったけれど、結局、Freddieファンの子にあげた。
RCサクセションのライヴでは、清志郎が投げたTシャツが飛んできた。そばにいた知らない女の子が物凄い形相で奪いにきたので、あっさり譲った。奪い合ってまで手に入れようとするなんて、みっともないから。