Think About It/The Yardbirds

気がついたら今朝の6時まで起きていて、それからひと眠りして眼が覚めたのは11時。まだ気分がすっきりしなくて、このままだと今日もグチばかりになってしまいそう。気分転換に、mixiの方にいくつか画像をアップし始めたけれど、どこにしまい込んだかすぐには思い出せないものが多くて、かえってストレスがたまる。
こんな時こそ、日頃の疑問や怒りを吐き出すべきかもしれない。
2〜3日前、不愉快なニュースがあった。15歳の少年が無免許運転でパトカーから逃げている間にもう1台の車と衝突し、1人を死亡させた。少年本人も腰を骨折しているにもかかわらず、同乗の仲間を見捨てて1人だけ逃げ出した。それでも、傷の痛みに耐えかねて、自分の携帯から救急車を呼んでもらうよう警察に通報したという。何という自己本位なガキ!しかも、飲酒していたらしい。
続報を見ていないので、そのニュース報道だけで判断した私見を述べたい。事件そのものが悪質なのはもちろんだけれど、その背後で気になることがある。未成年者を含む若者が何らかの凶悪犯罪を犯した場合、すぐに槍玉に挙げられるのがインターネットだ。何かといえば「ネット上で・・・」ばかり。それなら、今回の事件でも、当然のことながらお酒や車が厳しく非難されて当然!15歳の子供に平気でお酒を販売するお店(あるいは、簡単に買える自動販売機)や酒造メーカーそのものを責め、無免許でも簡単に運転できる車のあり方も、改めて問われるべきだ。なのに、そういったことは一切なされない。なぜだろう?それらのメーカーは、TVや雑誌の巨大スポンサーでもあるから、機嫌を損なうようなことは言えないのだろうか?そういえば、運転中の携帯電話使用が人身事故につながっても、携帯電話会社が非難されたことは1度もない。やはりこれも同じ理由だろうか?タバコのパッケージに堂々と、喫煙の危険や弊害が記されているのなら、それと同様に、車体にもデカデカと「車は凶器にもなりえます。扱い方には充分注意しましょう。」と書かれるのが当然ではないだろうか?そしてもちろん、お酒の瓶や缶にも、「飲みすぎると、あなたの人格を崩壊させたり、他人を不幸に陥れる恐れがあります。飲みすぎには注意しましょう。」というメッセージが必要だ。
それなのに、こういったことから悲劇が生じても、根本的原因となるお酒や車ではなくて、加害者(場合によってはその管理者も)のみが非難されるのが今の風潮だ。ネットやホラー・ヴィデオのことは、いやというほど叩くくせに、これって不公平じゃないの?