Layin' Around The House/The Gourds

CD到着ラッシュは今日も続く。今日のラインナップは、安さのあまり、つい手が出たという2枚。Arthur Dodge & The Horsefeathers『Room#4』(99セント)とDannyDjango『Soul Traces』(2ドル)。いずれも、本体より送料の方が何倍も高い。後者は、昨日CDBabyから届いた6枚の中にも入っていたけれど、よく知らないまま、さらにもう1枚見つけたというわけ。
ただ、こんなにたくさん届くと、何から聴いてよいかわからない。それでなくとも、他にも色々と手元にたまっているというのに。
今のところ、手をつけたのは、Gurf MorlixとThe GourdsとFr★g Holler。しかも、ざっと聴き流しただけだけ。それでも、最初の2つはもちろんのこと、それほど期待していなかったF.Hollerもとてもよい。同じバンドのCDを、いきなり3枚も注文するのは無謀かと思ったけれど、直感を信じてよかった。
こんなに注文するくらいなら、JAの紙ジャケが全部買えたような気もするけれど、音はすでにリマスターで持っているものと同じだし、ボーナス・トラックも多分同じはず。それなら、これまで聴いたことのない新しいアーティストのCDを買う方が理に適っていると思う(と言いながら、まだまだ未練たっぷり)。
話は変わって、この夏は、いつもと比べてあまり夏らしさが感じられない。そう思っているのは私だけかもしれないけれど、それなりに理由を考えてみた。まず、7月に入って、蝉が鳴き始めたのとほぼ同時に、夜になると虫の音が聴こえ始めた。こんなの初めて。蝉と交代するかのように、夏の終わりになってようやく登場するのが普通なのに・・・。それに、今年は、蝉そのものの元気がない。毎年、うるさくて困るほどなのに、このパワーダウンはどういうこと?それから2つ目は、海の匂いがしないということ。窓を開けても、潮の香りが少しも漂ってこない。外に出てもその気配はない。おまけに、ルーフ・トップにサーフボードを乗せて南下する車を、すっかり見かけなくなった。これぞ夏の風物詩だったのに。
この夏、まだ1度も海を間近で見ていないというのも、物足りなさの1つかもしれない。たとえ泳がなくても、夏になったら、すぐそばで海を感じたい。そしてもう1つ。夏らしい花が、ほとんど姿を消してしまった。ひまわりだけは、ところどころで見かけるけれど、もう1つの代表花、朝顔はどこにもない。昼になってしぼんだ姿さえ、見られない。見ているだけで暑苦しくなるグラジオラスも、いつのまにか消えてしまった。暑いのはイヤだけれど、季節感が味わえないのはとても寂しい。