Ticket To Ride/Vanilla Fudge

明後日から帰省するので、少し離れたJRの駅までチケットを買いに行った。一番陽射しの強い時間帯に自転車で出かけたので、日焼けが怖い。とりあえず、UVケア用の帽子&手袋&日焼け止めの3点セットは忘れなかったけれど、そんなのはただの気休めにすぎない。
このところ、バスで帰ることが多かったけれど、さすがにこの時期ともなると、渋滞に巻き込まれるのがイヤなので、久しぶりに電車で帰ることにした。自由席車両で空席が見つかることを期待しているけれど、甘いだろうな。
何しろ、私ときたら、年末年始、ゴールデン・ウィーク、お盆といった、いわゆる「民族大移動」の時期は、いつも家でおとなしくしていたので、どの程度混むのか想像もつかない。結局、「まあ何とかなるさ」という楽観的思考でいる。物事が自分にとって都合良くなるようにと念じれば、案外、そんな風になるものだから。
さて、今年に限って、このシーズンにあえて帰省するのは、昨秋亡くなった父の初盆のため。特に大げさな儀式があるのではないけれど、庭にろうそくの祭壇(?)のようなものを飾ったり、精霊を乗せた木製の船を海に流しに行くことになっている。ただ、それさえも、かつてのように、お供え物や提灯をたくさん乗せることは、環境保護の観点から禁じられているという。確かに、以前なら、木や紙など自然に帰る素材ばかり使われていたけれど、今や、地球にやさしくない化学素材も多く使われているので、無理もないのだろう。
ところで、今日もまたCDが届いた。しかも、昨日と同じく3ヶ所から。またもやCorey Harris『Mississippi To Mali』とJack Ingram『Hey You』、Paul Kantner『A Guide Through The Caos(A Road To The Passion)』。PaulのCDは2枚組で、「Spoken Word History Of The Jefferson Airplane & Beyond」というサブタイトルからもわかるように、音楽ではなく語りとなっている。なぜかこれまで入手しそびれていたのだけれど、たまたま安く手に入った。幸い、私にも9割方聴き取れる速度でしゃべっているので、リスニングのトレーニングにもちょうどよさそう。そういえば、大学生になった頃、いつものようにFENを聴いていたら、Paulのインタヴューが突然流れてきて驚いたことを思い出した。たとえ当時でさえ、そんな番組があることは奇跡に等しかった。残念なのは、聴き始めて10分もしないうちに終わってしまったことと、その頃の私の英語力では、せいぜい半分程度しか理解できなかったこと。でも、そういうのに限って、今頃どこかで手に入りそう。