Ballad Of The Crimson Kings/Ray Wylie Hubbard

実家から戻ってきて2日過ぎたのに、今も生活モードの切り替えができずにいる。たまっている日記を書こうと思っても、思考力が全然伴わない。Mixiの日記に対するコメントへのレスは、楽しみながら書けるのだけれど・・・。おまけに、久しぶりにひどい偏頭痛に悩まされている。夕方頃からズキズキし始め、いっこうに治まらないので、寝る前に鎮痛剤を呑もうと思う。こんなにしつこいのは初めて。多分、一種のストレス性のものだと思うけれど・・・。
だからといって、帰省中の生活が、ストレスだらけだったわけではない。単に、普段の生活と実家での生活があまりにも違う、というだけのこと。しかも、今回は5泊6日もした。これは、学生時代の夏期や冬期の長期休暇を除くと、私にとって最長の滞在だった。そのため、いつのまにか、心身共に「実家モード」に慣れてしまい、なかなか通常の生活パターンに戻れなくて困っている。おかげで、週末に私用で出かける予定も先に延ばした。
そんな中、今日もまたCDが届いた。Ray Wylie Hubbardの『Lost Train Of Thought』と『Live At Cibolo Creek Country Club』。Bさんに紹介してもらったアーティストの1人。Bさんはまだ20代前半で、多分、私のネット上の友人(勝手にそう決めつけたら、迷惑されるかな?)の中で一番若いに違いないのに、その趣味はとても渋くて、私のツボにはまりそうなアーティストを次々と紹介してくれる貴重な存在の1人。
今回も、チラッと試聴して興味をもち、とりあえず3枚注文した中の2枚が早速届いたというわけ。ところが、まず『Lost Train〜』を聴き始めたけれど、何だかイメージが違う。もっと重いと思っていたのに、何やら軽快なカントリー風。まあ、あくまでも第一印象にすぎないけれど、う〜ん、これはちょっと微妙。ところが、もう1枚のライヴ・アルバムを聴くと、その不安は払拭された。そうそう、これこれ!こういうのが聴きたくて注文したんだったっけ。いつも弁解がましく言っているけれど、全体的にマイナー調のメロディが多いというだけで、即、受け入れてしまう私の趣味って、本当にわかりやすい。
ちなみに、タイトル・ソングは、あのKing Crimsonとはまったく無関係。Crimson Kingsという名の(恐らくは架空の)バンドのことを歌ったもの。それにしてもこの人、ライヴでやたらとよくしゃべる。曲の前に長々と解説が続く。その昔、初めて見に行ったBB&Aのコンサートで、Jeff Beckがせめてこの半分でもしゃべってくれたら、どれだけうれしかったことやら・・・。