Songs From The Wood/Jethro Tull

今日は私の誕生日。根が単純なので、こういう記念日は無条件にうれしい。好きな数字が並んでいるので、なおさらそう思う。自分が何歳になったかという自覚なんて、まったくない。それに、年齢に伴う賢さや落ち着き、社会性といったものが、いつまでたっても身につかないことが、自己嫌悪の原因となることもあるけれど、なるべくそんなことは考えずにいたい(ああ、何と無責任!)。
誕生日を1人で祝うことには慣れている。しかも今年は、明日から帰省するので、気持ちばかりあせって、何もしないまま時間が過ぎていく。バースデイ・ディナーすら、とりたてて何の用意もしていないし、わざわざ外食に出かける気にもならない。これではあまりにもみじめだと思い、せめてデザートだけでもゴージャスに!と思って買いに出かけた。でも、結局、好物のスイカをゲットしただけ。元々、バースデイ・ケーキより、フルーツの盛り合わせの方が好きなのだからこれでいい。
そもそも、私の誕生日は夏休みのど真ん中にあるため、子供の頃から、クラスメイトにも忘れられがちだった。それでも、小学校の低学年の頃までは、自宅に友人を招いて、ちょっとしたパーティーのようなものを開いていたこともあった。ちょうどそういうのが流行していた時期だった。それ以後は、ごく少数の人からカードやプレゼントが届くだけだったけれど、それで充分うれしかった。
ところが今年は、これまでで一番多くの方々からお祝いのメッセージを頂いた。Mixiやボードに書き込んで下さったり、各種メディアを通じて私信を送って下さったり、プレゼントが届いたり・・・。みなさん、どうもありがとう!
ところで、久々にJethro Tullの曲をタイトルに選んだのは、Ian Andersonも私と同じく今日がバースデイだから・・・。公表されている各種データによると、8月10日生まれの人は数多くいるようだけれど、わかっている限りでは、なぜかこの人が一番うれしい。
♪Let me bring you songs from the wood to make you feel much better than you could know♪で始まるこの曲の歌詞も、ちょうど、今日という日にふさわしいのでなおさらよい。後に出てくる♪Let me bring you love from the field,Poppies red and roses filled with summer rain to heal the wound and still the pain that threatens again and again♪なんていうフレーズにも、じーんとさせられる。さらには、♪Life's long, Celebration's here♪と続くのだから、もう何も言うことがない。曲の通りになってほしいな・・・。