Anytime/Ian McLagan & The Bump Band

今日からまた帰省。前回は、ちょうど仕事のピークとと重なっていたため、正味20時間足らずの滞在しかできなかったけれど、今回はもう少しゆっくりするつもり。
天気予報によると、午後から雨とのことだったのに、家を出る頃はまだどうにかもちこたえていた。そろそろ涼しくなってきたので、今回は久しぶりにバスを利用。すると、乗ったとたんに降り始めた。そして、進むにつれて、雨はどんどん強まる一方なのに、サーヴィス・エリアで休憩する時だけピタリと止んだ。ラッキー続きでいい気分になり、7月に初めて食べた抹茶ソフトクリームを、もう1度味わいたくなった。なのに、今回はミルクの濃厚さと抹茶の香りが薄れて、甘さばかり目立つ。ヴォリュームも明らかに減っていた。もう食べるのはよそう。
バスの中で聴いたのは、Ian McLagan & The Bump Bandの『Rise & Shine』。左右のヘッドフォンから聞こえる、Gurf MorlixとJud Newcombのギターが心地良い。それ以上に、Ian McLaganのキーボードの軽快さがたまらない。飄々としたヴォーカルも、とてもいい感じ。曲の大半はラヴ・ソング。しかも、その内容がやや子供じみているということさえ、全体のコンセプトによく合っていて、どことなく、かわいらしさまで感じられる。
その後、この前はQMSの1stと2ndのリマスター盤を聴いたので、今回はその続きとなる3rdの『Shady Grove』を聴くことにした。このところ、Nickyのピアノを聴く機会がまったくなかったので、いつも以上に興奮しながら聴いた。もし今も彼が生きていたら、Ian McLaganのように、自らのバンドを率いて、気楽にプレイすることもありえたのだろうか?そんなことをつい妄想して、虚しくなった。
実家に着く前まで、雨が降り続いていたのに、バスが到着すると、傘が不要なぐらい小降りになった。今日は、どこまでもツイている。
早速、母に頼まれていた雑用を1つこなしてから、時間が空いたので、古いアルバムをチェックし始めた。今、一部のネット仲間の間で、子供の頃の写真を公開するのが流行っていて、私もそれに便乗しようと思ったから。でも、見るからにはずかしくなるような写真しか出てこない。実際に、その通りだったのだから仕方がない。そう言ってしまえばそれまでだけれど、やはり、まだ自らを道化扱いしてしまうことには、少し抵抗がある。それでも、つい勢いにまかせて何枚か公開した。案の定、その見事な(?)丸顔ぶりを指摘された。見直してみると、確かに笑える。今も、その頃のままだと思われたらイヤだなあ・・・。