ItDoesn'tMatterAnymore/S.B&DaveEdmunds

今日は大阪に戻る日。往路はバスを利用したけれど、帰路は電車という変則パターン。というのも、今日は体育の日で土曜日から3連休になり、道路が渋滞する恐れがあるから。もちろん、電車も混みそうだけれど、早めに並べば座れるんじゃないかという、いつもの安易な考えに従った。この「早めに並ぶ」というのがポイントで、幸い今回もちゃんと席が見つかった。でも、立っている人がチラホラといたので驚いた。先月末に、3連休最終日の同時刻発の電車に乗った時には、最後まで隣の席が空いていたというのに。それどころか、今回は、駅に停車するごとにどんどんお客が増えて、通路が埋まっていく。おかげで、車内販売がストップしてしまった。旅行シーズンだということも、影響しているのだろうか。いずれにしろ、ローカル線でこんなに混んでいるのは久しぶりだった。
ところで、今年はたまたま、かつてのように10日が体育の日になったけれど、変動制になってからは、何だかピンとこなくて、気が付いた頃には、いつの間にか終わっていることが多い。
ちょうどこの日が誕生日の幼馴染がいた。幼稚園の頃からの知り合いで、身体も小さく、色白でこけし雛人形のような子だった。玩具屋さんの子なので、うらやましくてたまらなかった。でも、新しいBarbieのドレスが入荷するたびに、店頭に出す前に知らせてくれたので、誰よりも先に、好きな物をじっくり選ぶことができた。選びきれない場合には、何着もまとめて買ってもらった(その頃の私は、多分、今よりずっとわがままだった)。
その幼馴染は、当時の体育の日生まれにもかかわらず、私同様、あるいはそれ以上にスポーツ音痴だった。その上、小学4年生ぐらいから急に太り始め、いつのまにか145cmで60kgぐらいになってしまった。それでも、骨格ががっしりしているせいか、そんなに太っているようには見えず、おまけに、無愛想な私と違い、いつもニコニコと微笑を絶やさないその姿はとてもかわかった(今にして思うと、谷亮子にソックリ!)。おかげで、いつも両親から「○○ちゃんを見習いなさい!」と言われたものだった。今も元気にしているはずだけれど、もう何年も会っていない。にもかかわらず、毎年この日になると、何となくその子のことを思い出してしまう。やはり、体育の日生まれというインパクトは大きかった。
その子を洗脳するつもりで『ML』を見せたら、Dave Edmundsのグラヴィアを見て、「かっこいい!」と言っていたことをふと思い出した。それが今日のタイトル・ソングの単純な選択理由。