Help Me/Joni Mitchell

たまに仕事が入ると、まとめてどどっと来るので、その期間中だけは、超ハード・スケジュールの生活が続く。そればかり強調されるため、あたかも、年中忙しく働いているかのように思われている節がある。その通りなら、むしろありがたい。でも、実際は正反対に近い。普段は、自己嫌悪を感じるほど、非生産的でグータラな生活を送っている。そこが、中途半端な自由業の辛いところといえる。
それにしても、このところの忙しさといったら、うまく口では言い表せない。実際に、1日の仕事時間は、正味7〜8時間程度にすぎないけれど、その間ずっと集中力を持続していなければならない。もちろん、途中で食事や休憩があるので、そのたびに集中力がそがれてしまう。そうなると、仕事モードへの切り替えが大変で、それに要する時間を加えると、たっぷり12〜3時間は仕事に取られていることになる。それが終わって、日付が変わる頃にようやくネット・サーフィンを始める。その時点で、思考力はほとんどなくなっているため、日記どころではないし、ちょっとしたコメントさえできない。
今回は、それに加えて、引越しの手続きに追われている。先月下見に行った物件を、どうにか借りられる運びとなったので、その点については喜ばしく思う。でも、賃貸契約の条件があまりにも細かい。まず、保証人が2名必要で身内に限るとのこと。その時点でメゲそうになった。たかが7〜8万の部屋を借りるだけなのに、そんなに厳しいなんて。おまけに、保証人の印鑑証明だけでなく、所得証明まで必要だというので、弟はかなり渋っている。最初はあっさりOKしていた母までが、契約書を読んで、貸主にばかり都合の良い内容にあきれている。当然、私自身もそう思う。でも、文句を言っている余地はない。手続きを進めるには、何も考えず、無理矢理時間を作って、必要書類を揃えたり、母や弟に連絡したりしなければならない。よりにもよって、こんな忙しい時に!と、大声でわめきたくなる。
このまま、何事もなく進めば、今月中に契約が完了し、年内にはめでたく引越しということになる。でも、実際は不安だらけ。最終的に、弟がサインをしてくれなければどうにもならないし、何とか契約にこぎつけても、次は、荷物の整理という気の遠くなるような作業が待っている。今は手がつけられないので、来月に入ったとたん、急ピッチで始めなければならない。細々とした諸手続きも山のようにある。
どうにもならならないとわかっているけれど、こんなストレスだらけの現状を、誰か、どうにかして!