Trouble Again/Karla Bonoff

PCの具合はやはりよくない。何日も前から、電源を入れても、起動しないことが多く、そのたびに電源スウィッチを押し直さなければならないという状態が続いていた。最近は、さらにそれがひどくなり、何度押してもなかなか動かない。押す時間が短いのかとも思うけれど、ある一定の時間押し続けると、自動的に切れてしまうので、そうならない程度に、微妙なタイミングを見計らわなければならない。これが実に大変だ。
仕事の方も相変わらずで、特に、今週から厄介な段階に突入している。
せめてもの救いは、弟が引越し先の保証人になることを正式に引き受けてくれたこと。ただし、「今後は、父親代わりの気持ちで話を進める。何もかも、アンタ(註:私のこと)のためを思っているから厳しくチェックする」と言われた。一回り以上年下の弟に、そんなことまで言われるなんて、よほど頼りないと思われているんだろう。
ところで、昨日、珍しい物がポストに入っていた。何と、エアメイルのカタログ!ネットを始める前は、海外からカタログをやたらと取り寄せて、雑誌や小物雑貨を中心に色々と購入していた(1ドル80円という夢のような時期もあった)けれど、今では、ほとんど何でもネットで手に入るようになった。それに伴い、山ほど届いていたカタログも、すっかり来なくなった。そんな状態がもう何年も続いていたので、今回、突然届いた(しかも、申し込んでもいないのに!)のが不思議でたまらない。そして、驚いたのはその形状。帯封さえされていない20数ページの薄い小冊子の表面に宛名だけ印刷され、パラパラとした状態のまま配達された。エアメイルでこれほど簡易化されているのは初めてだ。そして、最大の疑問は、一体どこで、私の住所・氏名を知ったかということ。CDをオンライン注文する場合、利用するショップはほぼ決まっていて、これまで、こういった形で情報が洩れたことは1度もなかった。
差出人はRed House Recordsというところ。最近私が好んで聴いているジャンルのアーティストも、少なからず取り上げられている。だからといって、そういった好みの傾向が、どうやって洩れたのかと思うと、ちょっと不気味にさえ思う。と言いつつ、私は本来、大のカタログ好きなので、この得体の知れないカタログさえ、楽しみながら眺めている。そんな中で、Kate Wolfのトリビュート・アルバムが紹介されているのを見つけ、彼女が20年近く前に亡くなっていたことを知った。これは意外だった。1度も聴いたことがないくせに、名前だけはよく耳にしていた人だから。