Simple Man/Lynyrd Skynyrd

ライヴ後の日記は、いつもそうなのだけれど、制限字数の1000字以内に収めるなんてほとんど不可能で、実に中途半端な内容になってしまう。それで、こうして付け足さざるをえなくなる。
昨夜、会場で5名の知人(中には、初めてお目にかかる人もいた)と合流したけれど、その中の1人Nさんとライヴ終了後に大急ぎで駅に向かった。互いに、Elliott Murphyの熱烈なファンでもあるため、いつかこんな会場で彼のライヴも見られたらいいね、と語り合いながら。
それぞれ別の路線の地下鉄に乗ったとたん、それを待ち構えていたかのように、誰かに肩をポンと叩かれた。顔を上げるとSさんだった。会場でお見かけしなかったので、間に合わなかったのかと思っていたら、結局、2部の最初から見ることができたとのこと。ひどく興奮しながら、熱く語ってくれた。乗り換えの電車も同じなので、結局、1時間近く余韻を分かち合うことができた。彼は、ラリーパパ&カーネギーママのメンバーとも親しい間柄で、そのあたりの話題にも及んだ。
実は、9月のMarc Bennoのライヴでも、彼らは前座、かつ、サポートを務めていた。その時は、予想していたよりかなり軽快な感じがして、意外に思ったけれど、今回は、より一層、私の好みの音に近かった。Sさん曰く、まだ若いバンドなので、色々影響を受けやすいのだとか。
ところで、今回、会場に入ったとたん、若い女の子の姿が目立って驚いた。実は、そのほとんどすべてが、ラリーパパ目当て。意外なようだけれど、何となく納得。そのため、彼らの出番が終わると、急にポツポツと空席が。
普段は気弱なくせに、こんな時、つい黙っていられないのが私の性格。会場にいる女性客のすべてが、ラリーパパ目当てだと思われては困るので、1部と2部の間の休憩中に、Judをつかまえて、ひとこと言わずにはいられなかった。ほんの数ヶ月前、Loose Diamondsのアルバムを聴いて以来、その声にヤラれて大ファンになってしまった、と。ちなみに、生で聴く彼のヴォーカルは、CDよりかなり力強く、ワイルドだった。もう少しヘナヘナしていた方が、私好みなんだけど。
それから、会場を立ち去る寸前にもJud & Walterの2人と少し言葉を交わしたことは昨日も書いた。その時2人は、私に向かって「Honey!」や「Baby!」と呼びかけてくれた。彼らにしてみれば、特に深い意味もなく、ごく普通に、誰にでもそう呼びかけるのだろう。でも、私にとって、そんな呼び方をされたのは、本当に久しぶりだったので、必要以上に喜んでしまった。これはちょっと情けない。