See The Sky About To Rain/Neil Young

今日は13日の金曜日。この日が来るたびに、この日記で何らかの<a href="http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=435022&log=20050513">コメント</a>をしているのがおかしい。
幸い、不吉どころか、徐々に体調も回復してきたので、身体を慣らすためにも、少しだけ遠出してみることにした。これは昨日も試みたけれど、結局、その時は、家の周囲数百メートルを自転車で走るのが精一杯だった。今日は、さらに足を延ばして、何ブロックも離れた商店街を目指した。
引っ越してから、まだ落ち着かないのは、微妙な体調や荷物の未整理というだけでなく、周囲の土地勘がなかなかつかめないという苛立ちも影響している。やはり、自分の足でくまなく探索してこそ、ようやくその土地のことがわかり始めるというものだから・・・。
ところで、私は「火」をシンボルとする獅子座生まれなのに、気がつけば、幼少の頃からずっと、水辺の近くに住んでいるということを、<a href="http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=435022&log=20040505">以前にも</a>書いている。それは、引っ越した今も続いていて、この家のすぐ近くにも川がある。その川にかかる橋を渡り、そのまままっすぐ自転車を走らせた。洒落たカフェが並ぶ区域からだんだん遠ざかり、大阪でもよく見かけたような、古めかしい商店街にたどり着いた。私は元々、洗練から程遠い、泥臭いタイプであるせいか、こういったところが大好きで、たとえ、用がなくても、つい足を運びたくなる。そして、その中に居ると、妙に落ち着く。ヨーロッパを放浪中もそうだった。一番、しっくりきたのは、朝市やフリーマーケット、それに、旧市街の雑多な町並みだった。
結局、ここでも、お店を何軒かのぞき、公設市場(この呼び名は、大阪で覚えた)と大差のなさそうな、ゴッタ煮状態のスーパーに1時間ほど長居した。本当は、もっとウロウロしたかったけれど、野菜や果物を持ち帰れないほど買い込んでしまったのと、夕方前から雨が降るという天気予報通り、空が真っ暗になり始めてきたのが気になり、早めに岐路につくしかなかった。
来る時は、かなり時間がかかったはずなのに、帰りは、10分足らずという、あっという間だった。これなら、頻繁に通えそう。
帰宅後、早速、買ってきた食材で、遅い昼食兼早めの夕食を作り始めた。すっかり食欲が戻ってきたのは、うれしいような悲しいような・・・。
すべてが終わってひと息つくと、さすがに疲れてきた。一気に復帰するのは、まだ無理。そうするうちに、ついに雨が降り始めた。