Play It All Night Long/Warren Zevon

関東地方は大雪で、交通が一部マヒしているらしい。そのニュースを見ながら、今朝早く、車で関東に向かったはずのAさんのことが気になった。
そのAさん達と昨夜の「お好み焼き会」の後、二次会は、まるで当然のようにPhoe〜beへ!大阪を離れてから、これでもうすでに2度目の訪問、しかも、わずか2週間ぶりというのは、何とも皮肉な気がする。
こじんまりとした店内では、ちょうど初期のEaglesの映像が流れていて、70年代ムードはさらに盛り上がった(何しろ、今回の集まりは、別名「Mixi70's倶楽部大阪オフ会」とでもいうべきものだし)。私は、うかつにも彼らの初来日のライヴを見逃しているけれど、それから半年後に、オークランド・コロシアムで見ることができたのがせめてもの救い。映像は、それよりさらに5年以上も前のもので、みんなとても初々しい。一番好きなGlenn Freyの姿を追って画面に眼をやったけれど、残念ながらあまり映らない。ちらっと映る一瞬を見逃さないようにするため、しばらく眼をそらすことができなかった。
でも、ゆっくり観賞しているわけにはいかない。以前なら、難波から電車で1本、わずか15分程度で帰ることができたのに、今の家に帰るには乗換えが何回も必要で、2時間近くかかる。やむをえず、飲み物もアルコールではなくコーヒーでがまんして、10時頃には、1人だけ早々とおいとましなければならなかった。もっともっと居残っておしゃべりしたかったのに。そして、映像の方にも未練たっぷり。この前来た時は、Ian Matthewsに後ろ髪を引かれ、今回はGlennに・・・。何とも罪作りなお店!
お店を出てからは、とにかく一目散に、地下鉄の駅に向かって走った。難波と心斎橋、どちらを目指すか迷ったけれど、結局、後戻りするより、少しでも進んでおいた方がよいと判断し、心斎橋へ!ところが、あせるとなかなか進まない。ようやく辿り着いて飛び乗ると、今度は、少しでも前に進もうとして、途中、駅に着くたびに、プラットフォームに降りて、前の車両に移動を繰り返した。おかげで、梅田に着いてから、最終の特急にゆとりをもって間に合った。
Phoe〜beを出る前に、「家の方ではきっと雪が降ってるわよ。自転車で転ばないでね!」などとさんざん脅されていたけれど、幸い、天気予報ははずれていた。駅を出て駐輪場まで歩き、そこから家までさらに数分。部屋の灯りをつけたのは、ちょうど日付が変わる頃だった。たまに外出すると、こんな風に、シンデレラのような帰宅時間になってしまう。たまには、朝まで飲み明かしたいのに。