Last Of The Great Whales/Solas

私がミニチュアやフィギュア好きであることは、これまでにも書いた通り。引っ越し時に苦労し、それが今も尾を引いているのは、人形が入った段ボールが10箱以上になったことも大いに関係している。今はほとんど買うこともないけれど、関連ニュースがあれば、つい気になってしまう。
今日も珍品が紹介されていたので、思わずTVに眼を遣った。それは、故Lady Dianaドール。命日でもないのに、何で今頃?という気がしないでもないけれど、背中を押すと、本人の声で何通りかしゃべりさえするらしい。ただ、英王室からクレームが出ているという通り、出来栄えは中の下程度。尤も、パッケージには「Princess Of Wales」ではなく「Princess Of Whales」と記されているとのことで、最初からパロディとして逃げるつもりかもしれない。
パロディといえば、半年ほど前に、中近東の衣装、チャドルをまとったBarbie(厳密には、まがいもの)が発売され、現地で人気を呼んでいると報道されていた。さらには、どう見てもブラック・ユーモア的パロディにしか思えないTaliban Barbieなるものまで出ていた。現在、シリーズ化されている世界の民族衣装シリーズのBarbieに、いずれはこういったラインナップも正規に加わるかもしれない。
ところで、前述の「Princess Of Whales」というのが、妙に笑えたので、ふとwhaleのつく曲を考えてみた。意外なことに、有名・無名問わずけっこう多い。最終候補には、Solasに加え、Jo Ann Kelly「Jonah In The Belly Of The Whale」とTom Pacheco「Last Blue Whale In The Ocean」の3曲が残ったけれど、結局Solasを選んだのは、後の2曲の収録アルバムは持っていなくて、実際に聴いたことがないから(Jo Ann Kellyは高校生の頃初めて聴いた頃から好きだったし、Tom Pachecoは、JSが「All Fly Away」をカヴァーしていたこともあり、それが入ったアルバムを持っていたのに、いつのまにかなくなってしまった)。この他、もちろんFairport Convention、C&N、Country Joe McDonald、Yes、Tom Waits、Jim Capaldiなども浮かんでくる。そういえば、Danny O'KeefeもRCRで来日した時、日本語で♪クジラを救おう〜♪ と歌ってたっけ。さらに、Spiritの『Sea Dream』というアルバムの中の組曲に「Whale」というものがあるので驚いた。Spiritといえば、アルバムも数枚持っているし、かつて、友人に頼まれて、Randy Californiaにファン・レターの代筆をさせられたことがきっかけで、その2人は仲良くなったというエピソードがあるので、なぜか身近に感じられる。