Gwendolyn/The Resentments

”Scrappy”Jud Newcombのライヴ。土壇場まで迷った末、結局、自転車で行くことにした。そんな手軽な手段で行く機会なんて、めったにないことなので、ちょっとキツくてもチャレンジしてみたかった。目指すは、三条と木屋町が交差するあたりにあるお店。着く頃には汗びっしょりになっていた。
開場時間になっても、関係者以外にお客はほとんど見当たらない。覚悟していたとはいえ、複雑な気分。開演前に、主催者のMさんに挨拶していたらJudも現れた。<a href="http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=435022&log=20051125">去年の11月</a>以来2度目だけれど、終演直後に終電の時間が迫っていたので、ほとんど話すことができなかった。<a href="http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=435022&log=20051126">その時</a>のことをJudが覚えているとは思わないけれど、まるでその続きのように、ごく自然に言葉を交わすことができた。ギター云々といった専門的な質問なんて、私にできるわけがないので、文字通りの「雑談」。京都観光をした?とか、日本食は何が好き?とか、いつかオースティンに行きたい!とか・・・口にするのが恥ずかしくなるような、お決まりの事柄ばかり。
9月末に、今度はResentmentsの一員として再度来日することになっているので、それもまた楽しみにしているとも伝えた。次回の開催地の1つ、松山はどんなところ?と尋ねられて、「四国という小さな島にある町よ」と答えたら、「そんなに小さい島?町なんて2つか3つしかないような所?」と、少し誤解しているようなので、慌てて「4つの県があるの」と言い直した。そして、温泉で有名な町だと付け加えたら、興味津々の様子だった。
また、Resentmentsといえば、少し前に彼らがJohn Sebastianと一緒にステージに上がっている写真を見たばかりなので、どういう知り合いなのか尋ねてみた。すると、Jud自身は直接の面識がなくて、他のメンバーの人脈による共演だったとのこと。「彼はスゴいミュージシャンだよ」と言うので、「20年前に見たことがあるわ」と、10年ほどサバを読んで答えることにした。何度か書いている通り、私はJohn Sebastianに対してさほど思い入れがないし、ウッドストックで歌詞を忘れたことを、未だに良く思っていないので、”Yeah, he's great, but I like you much better than him!”と付け加えることを忘れなかった。
そうする間に、20分ほど遅れてついに開演。ネット仲間のNさん&hさんと3人で最前列に陣取り、とても贅沢な数時間を過ごすことができた。