Like A Rolling Stone/Spirit

昨夜寝る前に届いたweb版の『Rolling Stone』。1度登録すると、毎号届くけれど、ほとんど興味のない売れ線アーティストの特集が中心なので、めったに眼を通すことがなくなっていた。ところが、今回、なぜか今頃(?)Led Zeppelinが特集されていたので、「おやっ?」と思い、珍しく拾い読みしてみた。
それによると、Jimmyが初めてPercyの歌を聴いた時、歌っていたのは、なんと、Jefferson Airplaneの「Somebody To Love」のカヴァー!
それを聴いたJimmyは、訳もわからずゾクゾクし、まさにこのヴォーカルこそ自分の求めるものだと思ったんだとか・・・。言われてみると、このエピソード、以前どこかで耳にしたことがあるような気もするけれど、ほとんど忘れていたので、「へ〜え、そうだったっけ・・・」と再確認。そして、できるものならぜひ1度、このカヴァー・ヴァージョンを聴いてみたい。
Percyの前々作のソロ・アルバム『Dreamland』には、やや渋めの、趣味の良いカヴァー・ソングが満載だった。もしその時、この曲も収録されていたとすれば、これ1曲だけポップすぎて、浮いてしまったことは間違いない。だからこそ、また別の機会に、ぜひぜひ試みてもらいたい。
正直に言うと、この「Somebody To Love」という曲には、あまり思い入れがない。それどころか、時々、忌々しく思うことさえある。この曲がなまじヒットした(タイトルを知らなくても、サビの部分だけなら多分誰でも知っている)おかげで、特に日本においては、この曲1曲だけでJAのイメージが決め付けられ、信じられない過小評価につながっているのだから。
そういえば、こんなこと、前にも書いた覚えがあるなあ・・・と思って調べてみたら、ちょうど<a href="http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=435022&log=20050724">1年ほど前</a>にも、似たようなことを書いていた。
いずれにしろ、曲そのものに思い入れがなくても、誰かが誰かの曲をカヴァーするという試みには、人一倍興味があるし、ましてや、タイプの違うアーティストによるカヴァーで、しかも、どちらも私の好きな人たち・・・となると、野次馬的見地からも、どうしても聴いてみたくなる。
ところで、どうやら夏風邪をひいたらしい。たいしたことはないけれど、鼻がグスグスしてむず痒く、呼吸しづらくて気持ちが悪い。そのせいで、わけもなく不機嫌になる。
今夜、大阪の方でオフ会があり、お誘いを受けていたけれど、これならたとえスケジュールが空いていても、どうせ無理だった。早めにお断りしておいてよかった。