Nothing Mysterious/Charlie S. & Shannon M.

昨夜珍しく早寝(2時半頃?)したら、明け方、蒸し暑さと息苦しさで眼が覚め、結局、8時前まで眠れなかった。それから数時間だけウトウトして、再度目覚めたのはお昼前。早朝からつまづくと、その日1日は、ロクなことがないというのがお決まり。
ところが、そんなどん底状態から私を救い上げるかのように、うれしいブツが到着。予約しておいたCharlie Sexton&Shannon McNallyの『Southside Sessions』というEPアルバム。マイナーな輸入盤なのに、発売日当日に届くなんて意外!
昨年出たShannonの『Geronimo』をCharlieがプロデュースし、彼の『Cruel&Gentle Things』に、彼女も参加しているということから、2人は、しばらく揃ってステージに立つことが多かった。それで実現したのが今回のコラボ・アルバム。7曲中3曲が新曲で、Charlieの前作からも2曲。残る2曲はTownes Van Zantの「No Place To Fall」とJesse Winchesterの「Biloxi」のカヴァーと、なかなか渋い選曲(でも、後者のオリジナルは未聴)。
<a href="http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=435022&log=20050726">前</a>にも書いたけれど、特に日本では「Charlie=元アイドル」(?)という誤った認識が今もはびこっているようで、地元テキサスを中心に地道な活動をしていることは、ほとんど無視されている。Doyle BramhallIIと共にArc Angelsとしての活動も、昨年から再開しているというのに(ただし、今はDoyleがEric Claptonのツアーに同行中のため、一時、中断中)。Charlieに限ったことではないけれど、現在進行中の音楽シーンに、もう少し眼を向けてもらいたい。
ところで、送料を無料にするため、このアルバムと共に『レコードコレクターズ』8月号も併せて購入した。Brian Jonesの特集だったので、つい手が延びた。彼をモデルにした映画『Stoned』がようやく日本でも公開されるため、それに連動した特集であることは一目瞭然。でなきゃ、今頃特集されるわけがない。まあ、こんなタイアップはいつものことだけれど、今さらながらシラける。というわけで、たまに何らかの特集目当てで購入しても、少し読んだだけでウンザリしてそのまま放置・・・というのが、今やお決まりのパターン。
と言いながらも、別のページに、珍しくJo Ann Kellyが写真入りで載っていたのは、素直に喜んだ。高校時代、JeffやNicky目当てで買ったブリティッシュ・ブルーズのオムニバス・アルバム『Blues Anytime』で、偶然彼女の存在を知って以来、ずっとファンだということは、これまで何度か書いている。