Joy To The World/Three Dog Night

先週末から、朝食後しばらくすると、体温が急に下がるという自覚症状がある。体内で発生した冷気が、肩や背中に伝わってくるような感じ。風邪かなと思ったけれど、他の症状は何も出ない。たまたま、冷たいグレープフルーツ・ジュースを飲んだ日からそうなったので、多分それが原因だと判断し、翌日は、温かいスープを飲んだ。ところが、それでもダメ。結局、昨日から、お手製の甘酒を飲み始めたのに、それすらあまり効果がない。身体を温める作用のある生姜まで、たっぷり入れているというのに・・・。
ただ、そんな異変が続くのもお昼過ぎまで。夕方になると、平常に戻る・・・はずだった。ところが、今日は夕方になっても、ブルブル震え続けていた。それに加え、ひどい脱力感も襲ってきた。やっぱり風邪?こんな時は、何もしないで体力が回復するのを待つしかない。外出もせず、ずっと横になっていた。
おかげで、夜になると、久々に日記を書く元気が戻ってきた。お馴染み(?)の一見何の脈絡もなさそうな、こじつけタイトル・ソングも浮かんできた。そう、「悪寒」といえば「chill」、「chill」といえば『Big Chill(再会の時)』という映画。その中で使われている多くの名曲の中から、あえて、このタイトル・ソングを選んだのは、ほんのジョーク。同名異曲のクリスマス・ソングがあるから、季節柄、ちょうどいいかなと思った。ただそれだけのこと。Three Dog Nightそのものは、最盛期にもまったく興味がなかった。そもそも、ヒット・チャートには無関心だったので、リアルタイムで彼らの曲をただの1曲も聴いたことがなかった(こんなことって、私にはよくある)。それに、タイプの異なる3人のヴォーカリストそれぞれが、女の子にそこそこ人気があったように記憶しているけれど、残念ながら、私のお眼鏡に適う人は1人もいなかったし。
それから何年も経って、たまたまどこかで、この「Joy To The World」を初めて耳にして、それが彼らの曲だということを知った。他の曲については、未だに知らないけれど、少なくとも、この曲だけは気に入っていて、たまに口ずさむこともある。
一方、『Big Chill』の方は、公開時に見逃してしまい、10年後ぐらいに、新世界の名画座で3本立てで見ることにした。これが大失敗!ガラガラの館内なのに、私の周囲にだけ怪しげなオジさんが集まってきたため、1本見ただけで、逃げるようにその場を去った。唯一見ることができたこの映画さえ、周囲が気になって、画面に集中できなかったのが悔しい。場所を確かめてから行くべきだった。