21st Of June/Al Rose

昨日、久しぶりに日記を書き上げるため、夜になってもPCをつけたままでいたら、うっかり悪い癖が出て夜更かししてしまいそうになった。それでも、その誘惑を何とか断ち切って、1時過ぎには終了することができた。おかげで、今朝も寝坊せずにすんだ。
それで、すっかり気を良くして、真昼間から梅酒をすすりながらこれを書いている。といっても、ただの梅酒ではない。何と、自家製の10年物!かつて、大量に作ったのはよいものの、途中で飽きて、何年も放置したままになっていた。それでも、1年半前の引越しの際、持ち前の貧乏性のせいで、捨てることもできず、そのまま運んできた。甘味を極力抑えているので、ホワイト・リカーが強烈に鼻にくるけれど、しばらくグラスに注いだままにしておくと、とても飲みやすくなる。10年物とは思えないほどあっさりとして、ストレートでいくらでも飲める。
ところで、10年前の自分が、一体何をしていたのかといえば、当時も今も、ひどく貧乏だということを除き、ほとんど記憶にない。唯一覚えているのは、Hot Tunaが来日して、JormaとJackに再会できたことぐらい。当時は、まだネット環境も充分ではなく、情報にも、音楽にも、ひどく飢えていた。そんな中で、Tunaを観られたのは、画期的なことだった。
さて、♪Ten years ago〜♪で始まる曲といえば、<a href="http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=435022&log=20040414">「Long Black Veil」</a>で、The Bandをはじめ、多くのミュージシャンがカヴァーしている。4月に来日したGurf Morlixも、横浜のライヴで歌ったという話を聞いて、ひどくうらやましく思ったものだった。
そんな名曲を、何と、まもなく来日するAl Roseも、10数年前のデビュー・アルバムで取り上げていたことを知った(同じアルバムで、彼はBuffalo Springfieldの「For What It's Worth」までカヴァー!)。
自分の好きな曲をカヴァーしてくれるミュージシャンに対しては、親近感がグッと増す。当然のことながら、彼に対するそれも大幅にアップした。早速、CD Babyで、これまでに出た4枚のアルバムを試聴してみると、予想以上にツボにはまりそう。それなのに、皮肉にも、彼のライヴ・スケジュールが、私の帰省スケジュールと重なってしまう。このタイミングの悪さ!
ところで、1日だけ早いタイトル・ソングを、偶然にも、彼の2ndアルバム『Naked In A Trailer』の中で発見し、思わず拝借せずにいられなかった。といっても、残念ながらこの曲を試聴することはできなかったので、どんな内容なのかわからないけれど・・・。